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やまはカンタービレ

大学職員として、英文文書の作成や「ヒト」のパフォーマンスを最大化する仕組みづくりを推進しながら、復業としてブログでの発信や英文法講座などを行っています。アインシュタイン・アプローチを実践しています。人の生き方や個性、心理、性質などに強い関心があり、ブログで学んだことや気づいたことを発信しています。趣味はピアノとDDR(日本191位)です!!

自分の「やりたいこと」と向き合う方法【モーニング・ページ】

 ごきげんようYAMAHAです。

 

 今日は、私が出会った自分の「好きなこと」や「やりたいこと」を明確にするためのひとつの方法をご紹介したいと思います。

 

☆「やりたいこと」探しに悩む人々の顕在化

 年功序列や人口増加に支えられ、組織でがんばってさえいれば夢を見ることができた時代はほぼ終わりを告げてしまい、それぞれの個人が自分の価値観と向き合ってやりたいことを見つける・つくりだしていく時代へとシフトが続いています。このような流れを受けて、「自分の本当にやりたいことは何だろうか」と自問をくり返してきた方も少なくないと思います。

 

 SNSも、人々の「やりたいこと」探しに拍車をかけています。TwitterFacebookInstagramなどをのぞけば、やりたいことを仕事にして充実している姿を発信している人や、オサレな場所でキラキラした人や物の写真などを、毎日のように目にします。そりゃそうですよね、基本的にほとんどの方は楽しかったことや充実している部分を切り取って発信しているわけですから。となりの芝は青いと言いますが、青い芝がネットの海を通じて大洪水のように押し寄せてきます。

 

☆やりたいこと探し、どうやっていますか?

 やりたいこと探しの話に戻りますが、やりたいこと探しをしたことがある方は、どのような方法でやりたいことを見つけようとしましたか??本やブログを読んだ!?思いいたことをノートに箇条書きにしてまとめてみた!?

 

 それでやりたいことは見つかりましたか?おそらく見つかっていない方が多いのではないかと思います。上に書いた方法は、以前の自分がよくやっていたことです。本を読んだりノートにまとめてみたりしてみましたが、何となくおぼろげにこんな感じかな??というのは浮かんでくるんですけど、結局よくわからないままでした。きっと共感できる方もいらっしゃるはずです。

 

☆それはひとつの本との出会いだった

 やりたいこともよくわからず不完全燃焼な毎日を送っていた私ですが、転職を機に生活をいろいろと変えてみたことで、今は自分の好きなことや将来なりたい姿がぽんぽん口をついて出てくるようになりました。

 

 そのきっかけの1つは、ある1冊の本を実践してみたことでした。それは、ジュリア・キャメロン 著「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本でした。Twitterでこの人おもしれーって思ってた人がオススメしていたので気になり、タイトル的にも興味があったのですぐに本屋さんに買いに行きました。

 

 その中で紹介されている「モーニング・ページ」と呼ばれるアクティビティを毎日30分実践し始めました。すると、初めて1週間もたつ頃には 価値観が明確になり、日々変化している自分をリアルタイムで言葉に置き換えることができるようになっていました。日々の行動も変わり、毎日がすごく楽しくなっています。

 

☆本当の自分に近づける「モーニング・ページ」とは?

 では、「モーニング・ページ」とは具体的にどのようなものなのでしょうか。「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」より文章を抜粋しながら紹介していきたいと思います。

 

モーニング・ページ

 

 私は現在までずっと、これを続けている。

 モーニング・ページとはなんだろう? ひと言でいうなら、三ページほどの手書きの文章であり、意識の流れをありのままにつづったものだ。

 ――ああ、また朝がきた。何も書くことがない。カーテンを洗わなくっちゃいけない。昨日、クリーニングに出した服を受け取ったっけ? くだらない……。

 もっとくだけた言い方をするなら、それは「脳の排水」と呼んでいいかもしれない。脳の中を掃除することが目的だからである。

 

 モーニング・ページには間違った書き方というものはない。この気楽な作文は、芸術を目指すものではない。作文とさえいえない代物だ。本書に取り組んでいる物書きではない方たちには、そのことを強調しておきたい。書くというのはさまざまなツールの一つにすぎない。モーニング・ページはただ手を動かし、心に浮かんでくるものをそのまま書きとめることを目指している。卑劣なこと、愚かなこと、ばかげたこと、奇妙なこと、どんなことでもかまわない。

 

―――――中略―――――

 

長年、美しさの背後に知性を隠し、男の陰に隠れて暮らしていたフェリスは、表面的にはうれしそうにモーニング・ページに取り組んだが、内心では絶対効果がないと思い込んでいた。彼女は十年間、手紙と買い物リストを書く以外、書き物をしたことがなかった。

 ところがモーニング・ページをはじめて約一か月すると、どこから発想を得たのか、突然、フェリスは最初の詩を書いた。以来、モーニングページを続けた三年間のうちに、彼女は多くの詩とスピーチ原稿とラジオ・ショーの台本、そして一冊のノンフィクションの本を書いた。

 

 ―――ジュリア・キャメロン「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(サンマーク出版)より

   

 簡単に言うと、「モーニング・ページ」は思いつくままに3ページ分言葉を書きだすことを指しています。論理的に書こうとしたり、立派な文章を書く必要はありません。思いつくままにどんどん書き進めていくことが大事です。思いつかなかったら「何も思いつかない」とか、「ネタがなくなってしまった」とか書いとけばいいんです。手を動かしていればそのうち書くことも浮かんできます。

 

 この本はもともと英語を話す人向けに書かれたものなので3ページは日本人には長いかもしれません。そう思ったので、試しにノート2ページ分を埋めるようにしたらだいたい30分くらいで終わったので、日本人の方には2ページくらいをオススメしておきます。イメージはこんな感じです。

 

f:id:YamaHa-Piano:20180827210039j:plain

 

 そして、2日に1回とか、気が向いた時とか、そういう中途半端にやっても効果がうすいです。毎日継続することが大切です。もちろん、どうしても予定があって書けない日もあるかもしれません。それでも、なるべく書かない日がないようにすることが大切です。私も書く時間が十分に取れそうにないときは、1ページでもいいので書くといった方法で毎日継続しています。

 

☆とりあえず1週間試してみてほしい

 ここまで読んでくださった方は、恐らくこのように思っているはずです。「流れとか無視してただ書きなぐっただけじゃ自分の考えは整理されないでしょ」「毎日30分も書くのに時間を使ってもリターンが少なそう」などなど。取り組む前の自分もそうだったので、気持ちは十分にわかります。

 

 効果がなければやめればいいんです。1週間でいいので続けてみてください。ちゃんと続けられれば効果がないなんてことはあり得ないと私は思いますけど笑。

 

☆「モーニング・ページ」で私はこう変わった!

 「モーニング・ページ」を始める前は、「自分は何をしたいんだろう?」「こっちかな?あ、やっぱりこっちかな?こんな自分もいる!」。こんなことを毎日考え続けていました。でも、いくら考えていても自分のことなんてわかりませんでしたし、行動がぶれぶれで全く継続性がありませんでした。

 

  しかし、「モーニング・ページ」を始めてわずか1週間で、自分の価値観はこうで、自分のやりたいことやなりたい姿は今はこんな感じで、こんな課題と向き合っている、といったことを聞かれたらスラスラと答えられるようになっていました。自分が一番びっくりしました笑。あまりに効果があったのでもうやめられません。

 

☆「モーニング・ページ」で心がけてほしいこと

 「モーニング・ページ」をやっていると、プラスのことばかり頭に浮かんでくるわけではありません。自分が行動できていないことや、本当はイヤなのに向き合わずに受け入れてしまっていることなど、様々なマイナスのことが浮かんできます。でも、このネガティブなものこそが、前に進むためのヒントなのです。

 

 最近の私の例で言えば、もっと「書くこと」についやす時間を確保しなければならないという課題が出てきました。書く時間を増やすためにはPCなどに向き合う時間を増やさなければなりません。しかし、家に帰るとなかなかPCに向かうことができず、ついつい動画を見たりしてしまいます。私はカフェで作業をするのが好きなので、じゃあカフェで作業しようと思うわけですが、スマホは入力が遅いのではかどりません。そこで、キーボードつきのタブレットを購入しようと考えました。

 

 もちろん、それしか解決策がなければタブレットを買っていたと思います。ところが、実際にお店に行って店員さんに相談してみると、タブレットやノートPCを新たに購入したり、ポケットWifiを新たに契約したりしなくても、スマホと接続できるコンパクトなキーボードを買えば問題は解決しそうでした。予算は5万くらい見積もっていましたが、結果的には3,600円で済んでしまいました。案ずるより産むが易しです。

 

 以上のように、「モーニング・ページ」をしているとイヤでも自分の課題と向き合うことになります。その課題ときちんと向き合って行動を起こしてみることが何よりも重要です。つまり、「モーニング・ページ」は「書くこと」と課題克服のための「行動」がセットになってくるということですね。

 

 話は逸れましたが、「モーニング・ページ」を実践さえしていただければ、自然に自分の気持ちがクリアになってくることは私が保証します。もしご興味を持っていただいた方や自分の好きなことを見つけたい方、何か今までの生活から変えたい方は、まずは1週間でいいので継続してみてはいかがでしょう。

 

 蛇足ですが、 おもしろいのは、自分と向き合って行動することを繰り返していると、神様のいたずらを受けたかのようにチャンスがどんどん舞い込んできます。心理学の大家・ユングはこのような現象のことを「シンクロニシティ」と名づけています。乃木坂46の歌の曲名にもなっているあの「シンクロニシティ」です。私も最近はシンクロニシティを感じることばかりで、毎日ワクワクしています。このシンクロニシティについてもいつか記事を書きたいですね。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。