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やまはカンタービレ

大学職員として、英文文書の作成や「ヒト」のパフォーマンスを最大化する仕組みづくりを推進しながら、復業としてブログでの発信や英文法講座などを行っています。アインシュタイン・アプローチを実践しています。人の生き方や個性、心理、性質などに強い関心があり、ブログで学んだことや気づいたことを発信しています。趣味はピアノとDDR(日本191位)です!!

「自分らしさ」の見つけ方 ~具体例を交えながら~

【今回の問い】

「自分らしさ」はどうやったら見つかりますか??

 

このページでは、具体例を見ながら「個性」や「自分らしさ」の見つけ方について考えていきたいと思います。

 

【 目次 】

 

「自分らしさ」がわからないと悩んでいませんか?

あなたは、何かに新しく打ち込んだりしながら、「自分らしさ」が何かわからず悩んでいませんか??そして、個性の強い他人と比較して、自分の平凡さに嫌気がさしたりしませんか??

そんなあなたも、過去を振り返ってみれば、自分らしさや個性を持っていた可能性が高いです。きっとそこに、「自分らしさ」を見つけるヒントがあります。

私も、まだまだブログを書き始めて日が浅いので、自分が勝負すべき分野や自分のスタイルというものを確立できていません。しかしながら、学生時代や以前の仕事を振り返ってみると、「自分らしさ」というものを明確に持っていました。

 

本記事では、「分らしさ」の具体的な例や、それがどのようにして形成されるのかを考察していきたいと思います。


具体例で見る「自分らしさ」

ここで、学生時代と前職の時の私の「自分らしさ」を、具体例として見ていきたいと思います。

 

「相手の裏をかく」バドミントン

私は学生時代、バドミントンに情熱を注いでいました。中学校入学と同時にバドミントンを始め、当初はただがむしゃらに練習やトレーニングに打ち込んでいました。

 

そんな私が、バドミントンでの「自分らしさ」を自覚するようになったのは、高校に上がるか上がらないかくらいの時だったと思います。

 

その自分らしさとは、「相手の裏をかく」プレーでした。どんな打点で捉えようとも、何かにつけてフェイントをかけようとします。当時使う人があまりいなかったボディーサーブやタイミングをずらしたサーブなども駆使しながら、ずる賢く得点を取りにいくタイプでした。


「気軽に聞ける」英語講師

前職では、大学受験生に英語を教えていました。高校時代に英語が唯一得意であったため、それを活かしたいと思って英語を学んだりしていたら、たどり着いていたポジションです。

 

講師になってからも、毎日がいっぱいいっぱいでした。他の予備校講師たちの方が、ずば抜けて高い英語力を持っていました。英語への理解や情熱では、全く勝てる気がしませんでした。

 

それでも、生徒たちの役に立ちたいと授業の予習や教材準備、質問対応などには全力でのぞんでいました。すると、英語力は劣る私にも、たくさんの学生が質問しに来たり、添削を持ってくるようになりました。


当時の私の英語講師としての「自分らしさ」ーそれは、「気軽に聞ける」ことでした。「今さらこんなこと聞けない」「もっと基礎から詳しい説明が欲しい」「細かく添削して欲しい」そんな生徒たちのニーズに応えるのが私の存在意義でした。


「自分らしさ」とは、やり続けていたら自然とにじみ出てくるもの

ここまで事例で自分らしさについて見てきましたが、重要なのはそれらが「いつの間にか自然とにじみ出ていた」ということです。

 

バドミントンでは、フェイントの達人になろうと思って練習していたわけではありません。スタミナや強いショットなどを強化することに関心がなく、ただフェイントやタイミングずらしを考え出すことに楽しさを見出すようになっていただけです。

 

英語講師時代も、最初から気軽さを追及していたわけではありません。どんなに理解度が低い生徒でもわかるように行間を埋めて考えることにこだわり続けたからこそ、自然と聞きに来てくれる生徒が増えただけです。

 

ある分野における自分らしさとは、始めた時からいきなり発揮できるような類のものでは(きっと)ありません。継続して何かに打ち込む中で、無意識に自分なりのこだわりを持っている部分が、いつの間にか自分らしさになっているのだと私は思うのです。

 

何事においても、質は最初からついてくるものではありません。量をこなす中で自分がこだわりを持った部分が「自分らしさ」となり、質を生み出すのです。

 

なので、もしあなたが「自分らしさ」がわからず苦しんでいるのであれば、まずはとことん継続してアウトプットの量を追及していってはいかがでしょうか。そこで、自分の中で変わらずにこだわりを持ち続けられる部分こそが、やがてあなたらしさとなるでしょう。

私も、生みの苦しみはもちろんありますが、ブログや音楽のアウトプットを継続していきたいと思います♪