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やまはカンタービレ

大学職員として、英文文書の作成や「ヒト」のパフォーマンスを最大化する仕組みづくりを推進しながら、復業としてブログでの発信や英文法講座などを行っています。アインシュタイン・アプローチを実践しています。人の生き方や個性、心理、性質などに強い関心があり、ブログで学んだことや気づいたことを発信しています。趣味はピアノとDDR(日本191位)です!!

【中国語】「主語は[名詞]だ。」彼女は錬金術師です。

【今回のテーマ】

「主語は[名詞]だ。」を中国語で表す方法

 
前回は、中国語で「主語は[形容詞]だ」と表したい時に、動詞が不要であることを書きました。
 
今回は、形容詞の部分が名詞になった場合には、どのように表すのかについてまとめていきたいと思います。
 
【 目次 】

名詞には動詞「是」を用いる

今回のお題は「彼女は錬金術師だ。」でいきましょう。
中国語で表すと、以下のようになります。
 
   她     炼金术师。
彼女(は)  である   錬金術
 
ここで、前回の「そなたは美しい。」と比較してみましょう。

 

  你    (很)    漂亮。

あなた(は) とても   きれい

 
この2つの文には大きな違いがあります。それは、動詞の有無です。
 
上の文のは、「~である」という意味の動詞です。英語でいうところのbe動詞です。
 
このなんですが、「私は[形容詞](美しい・頭がいい・イケメンだ・臭い、など名詞の特徴を説明する)です。」という文章には必要ありません。一方で、「私は[名詞](犬・家・ソクラテス錬金術師、など人や物の名称)です。」という文章には必要です。
 

英語との違いに注意

ここで、英語で同様の文章を考えてみましょう。

 

●主語は [形容詞] である。

  You    are  beautiful.

あなたは  である    美しい 

 

●主語は [名詞] である。

 She   is  an archemist.

彼女は  である  錬金術

 

どちらの文にも「~である」にあたるbe動詞が用いられています。

 

つまり、英語では名詞と形容詞の両方にbe動詞が必要になるのに対して、中国語では名詞にはが用いられるが形容詞には必要ない、という点が大きな違いです。

 

中国語と英語の「~である」には違いがあるということを認識して、の有無を品詞で正しく判断できるようにしていきましょう♪