ごきげんよう。仕事で中国語も使う機会があるYAMAHAです。
【 目次 】
主語を形容詞で説明する方法
今日は、「きれいですね」など、主語は~だと表現する方法についてまとめたいと思います。言い換えると、主語を形容詞で修飾する方法です。
英語は名詞→動詞→形容詞
さっそく例文で見てみましょう。
考える文章は、ジブリの名作「もののけ姫」のセリフより、「そなたは美しい。」にしましょう。
※まじめに書くと「あなたは美しいです。」くらいで捉えてください。
中国語で考える前に、英語で作文するとどうなるでしょう。ちょっと考えてみてください。正解は…(1つではないかもしれませんが。)
You are beautiful.
あなたは である 美しい
です!!ここで、この文をちょっと分解して考えたいのですが、
You…名詞(ものや人の名称を表す)
are…動詞(動作や状態を表す)
beautiful…(名詞の特徴を説明する)
という構造になっています。いわゆるSVCですね。英語では、主語を形容詞で説明する際には、beなどの状態動詞(~である、~のままである など)を間にはさみます。
中国語は、動詞が必要ない
続いて、中国語で考えてみましょう。中国語を学習したことがある方はちょっと考えてみてください。こんな感じの文章になるはずです。
你 (很) 漂亮。
あなたは とても きれい
これも、ちょっと分解して考えてみましょう。
你…名詞(ものや人の名称を表す)
很…副詞(名詞以外の状態を説明する)
漂亮…(名詞の特徴を説明する)
英語と比較して考えてほしいのですが、中国語では「主語は~である」と形容詞で説明する時には、動詞が必要ありません。
その代わりに、很や真、非常などの程度を表す副詞を伴うことが多いです。「你是漂亮。」のように動詞を使ってしまわないよう、注意しましょう。
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いかがでしたでしょうか。今回は中国語の基礎中の基礎の部分についてでした。
仕事で中国語を活かす機会があるので、これを機に自分の学習も兼ねて中国語についても発信していきたいと思います。ご意見や修正点等ございましたら、お気軽にご連絡ください。