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やまはカンタービレ

大学職員として、英文文書の作成や「ヒト」のパフォーマンスを最大化する仕組みづくりを推進しながら、復業としてブログでの発信や英文法講座などを行っています。アインシュタイン・アプローチを実践しています。人の生き方や個性、心理、性質などに強い関心があり、ブログで学んだことや気づいたことを発信しています。趣味はピアノとDDR(日本191位)です!!

選択に迷った時の対処法

【本日の問い】

●選択に迷った場合どう対処すればいいか

 

どの企業に就職しようか?

サーバーはどこの会社がいいのだろうか?

自分のどの側面を切り取って発信すべきか?

――私たちは日常の様々な場面で選択を迫られています。

 

すんなり決められる内容ならいいのですが、それぞれの選択肢にメリットがあり、決められない。あなたはそんな経験はありませんか?私は考えすぎてしまう方なので、迷って行動できなくなってしまうことが多いです。

 

そんな私も、以前よりは考えを行動に移せるように少しずつ変わってきています。今回は、そのような中で学んだ、選択に迷った時に決断するためのヒントについてまとめていきたいと思います。

 

【 目次 】

 

選択に迷う理由 

「選択の科学」の著者シーナ・アイエンガー教授のジャムの実験で有名な事実ですが、人間は選択肢がたくさんあると、迷ってしまいます。

 

現代の社会に目を向けてみましょう。

 

お菓子の例

たとえば、スーパーやコンビニのお菓子コーナー。ポテトやチョコ、和菓子など、魅力的なお菓子がたくさん並んでいます。もはやお菓子の市場は飽和状態であるため、各メーカーは流行りものや季節感のあるものなど、様々な工夫を凝らして顧客にアピールできるものをひねり出しています。ちょっと間食しようと思った時に、選択肢が多すぎて選ぶのに時間がかかってしまうこともあります。

 

仕事の例

仕事などにも目を向けてみましょう。転職サイトには様々な種類の求人が掲載されていて、条件をかなり絞り込まないと、求人情報に一通り目を通すだけでも大変です。転職サイトも複数あります。それ以外にも、インターネット上では他にも様々な経路から簡単に企業の採用サイトにアクセスできてしまいます。

 

さらには、SNSなどではフリーのエンジニアやブロガー、YouTuberなど、様々な生き方のをする人たちが情報を発信しています。その仕事で食べていくための方法なども発信されているため、そういった生き方を目指す人も増えてきています。働き方や生き方の情報が世の中にあふれかえっているということです。

 

 

つまり、(一見すると)「自分の取り得る選択肢」がどんどん増えていっているのです。実現可能かどうかは別の問題ですが、歴史上では、現代は選択肢にあふれている時代といっても差し支えないでしょう。

 

人間は、選択肢がない方が迷いがなく、ひとつのことにコミットできるものです。

 

たとえば、家業を継ぐのが当たり前だった時代では、農家の家に生まれた方は農家を継ぐことを当然のこととして受け入れていました。他の職業に気軽に転職しようなどと考えることもほとんどなかったため、家業に打ち込むことができていたはずです。

 

つまり、選択肢が多すぎる状況が、迷いを生んでいると言い換えることができるでしょう。このように複数の魅力的な選択肢が存在する状況下で、迷いを払拭し、決断するにはどうしたらいいのでしょうか。

 

そのために、本記事で提案したいのは、「プチ実行してみること」、「選択の目的に目を向けること」です。

 

迷ったら選択肢をプチ実行しよう

 選択に迷った時にオススメしたいのが、選択肢をプチ実行してみることです。言葉の通り、選択していきなりフルコミットするのではなく、実際に少しだけやってみるということです。

 

最近の私のプチ実行の例でお話したいと思います。

 

ブログを本格的に初めて数ヶ月が経ちましたが、私もいよいよ自分のサイトを立ち上げたいと思ったわけです。WordPressでブログを立ち上げる方法が主流になってきていると思いますが、HTML&CSSというウェブサイト作成のための言語を使ってサイトを作る方法もあります。

 

調べてみると、どちらにもメリットがあるようです。そして、私はまだどちらもやったことがないので決められません。そうなんです、人はたいていの場合、イメージだけで選ぼうとするからなかなか決断できないんです。

 

なので、私はHTML&CSSの本を買って、実際にウェブサイトの原型を作ってみました。すごく楽しかったですし、きちんと理解することもできました。でも、私は極度のめんどくさがり屋なので、フレームワークなどを使って効率化できるとはいえ、まめにサイトを言語記述からつくり上げるのはまだ敷居が高いと感じました。これは、やってみたからこそわかったことです。

 

そのあとにワードプレスの本を買ってみると、HTML&CSSでサイトを作るよりは、プラグインなどを利用して簡単にサイトを作れそうです。固定ページと投稿を分けるなど取り組みたいこともハードルは高くないようです。

 

最終的に、私はWordPressで自分のページを作ることに決めました。これも、やってみたからこそ決断できたことです。迷ったら、少しだけだけやってみて、続けられそうだったり自分が好きになれそうだったりするかを改めて考えてみる。イヤになったり続けられなそうだったら、すぐやめて次に移ればいい。そのくらいの軽い気持ちでまずはトライしてみることが大事です。

 

選択の目的に目を向ける

また、迷った時には、選択の先にある「目的」に目を向けることが大切です。

 

選択に迷った時に、各選択肢のメリットやデメリットをたくさん並べてみたことはありませんか??そして、メリットやデメリットを並べてみても結局決まらなかったことはありませんか??

 

先ほどのWordPress VS HTML&CSSの例で、調べて出てくるメリットをいくつか並べてみます。

 

WordPressのメリット

・カスタマイズが簡単

SEO対策が楽 

・頻繁に更新しやすい

・レスポンシブデザイン標準装備

・サーバーでの更新作業が不要

 

HTML&CSSのメリット

・世界標準なのでなくならない

CMSが続く保証がない)

・更新によるエラーなどがない

・タグやコードなどが理解できるようになる

・静的サイトなのでスピードが速い

 ・バックアップが簡単

 

調べてみると、以上のような違いがあることがわかります。これだけ並べてみても、私は決断を下すことがなかなかできませんでした。そこで、一歩進んで、自分がその選択をした後に実現したいこと(=目的)を考えてみることにしました。

 

すると、「SEOに強い回遊型のサイトをつくりたい」「ウェブサイト作成スキルを高めたい」といった目的のほかに、「投稿を継続して持続的なサイト運営をしたい」という目的が明らかになりました。また、「ウェブサイト運営の成功事例を自分の中でまず1つつくりたい」―これも、自分の中では非常にウエイトの高い目的でした。

 

この目的に照らし合わせて考えてみると、HTML&CSSはゼロからコードを打ち込んでつくるので、「技術的に精通すること」とう目的を強く満たしてくれます。しかしながら、WordPressの方が、「持続可能なサイト運営」とそこから派生する「サイト運営の成功事例をつくる」という目的に合致しています。

 

どちらの目的の方が強いのかを並べて考えて考えた結果、後者の「持続的なサイト運営による成功事例づくり」のほうが自分の中でまずは大事だという結論に至りました。なので、最終的にはWordPressでのサイト作成を選択するに至りました。

 

以上の例のように、ただ選択肢のメリットやデメリットを並べるだけではなく、選択の先にある「目的」が何かを明らかにすることによって、意思決定が進みやすくなります。情報が集まったら、ちょっと立ち止まって自分の「目的」と向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

選択に迷った時は、

  • 選択肢のうちすぐに実行できるものを「プチ実行」してみましょう
  • 選択の先にある「目的」まで踏み込んで考えてみましょう

「自由」の意味について考えてみた

【本日の問い】

「自由」とは何か

 

昨日、劇団四季のミュージカル「アラジン」を見てきました。アラビアを舞台にした「自由」を求めるキャラクターたちの人間ドラマです。

 

主人公のアラジンは盗人です。彼の求める自由は、王宮(のような場所)でお金に不自由なく暮らすことです。一方で、ヒロインのジャスミンは王宮に住む王女様です。彼女は身分やお金に恵まれているにもかかわらず、自分の生活が不自由だと感じています。そんな彼女の求める自由は、ルールやしきたりに縛られずに広い世界を見ることです。

 

このように、ある人にとっての自由は、ある人にとっては不自由である可能性があります。そもそも、「自由」とはいったい何なのでしょうか??

 

本記事では、わかるようで意外とわからない、この「自由」という言葉の意味について、理解を深めていきたいと思います。

 

【 目次 】

 

「自由」をアラジンの事例で考える

あなたは「どうなったら自由ですか?」と質問されたら、どのような答えが浮かびますか??私の例で言えば、お金にしばられずに好きなところに行く、他の人に気をつかわずに仕事ができる、そんな場面が思い浮かびます。恐らく、想像する人によって浮かんでくるイメージが異なるはずです。

 

アラジンの3人の登場人物を例に、もう少し具体的に考えてみましょう。

 

①アラジン

主人公のアラジンは、身分やお金に恵まれない青年です。アラジンは毎日食うにも困っていたので、他人から食料などを奪うことで、何とか生活していました。いわゆる盗人です。いつも食料などを求めて、街の中を駆けずり回っていました。

 

そんな彼にとっての自由とはお金に不自由することなく、人のものを奪う必要のない生活」です。彼は、街から眺めることのできる王宮での裕福なくらしを夢みていました。

 

ジャスミン

ヒロインのジャスミンは、王宮に住む王女様です。ジャスミンは王族なので、金銭的には何不自由ない裕福なくらしをしていました。ところが、彼女は自由に街の中を見て回ることができません。自由に恋愛することもできず、しきたりによって好きでもない人との結婚を強いられてさえいます。法や伝統によってがんじがらめにされているのです。

 

そんな彼女にとっての自由とは、「他人の決めたルールに縛られず、自分で決めて行動できる生活」です。彼女は、自由に街の中を歩いて回ったり、広い世界を見て回ったりすることに憧れを抱いていました。

 

ジーニー

ジーニーは、ご主人様の願いごとをかなえる魔人です。ジーニーは魔法を駆使して、ご主人様をお金持ちにしたり、強大なパワーを持つ存在に変身させたり、様々な願い事を実現することができます。ところが、彼は人の願いを実現することができても、自分のやりたいことを自分の意思で行うことができません。また、ランプの魔人であるため、基本的にはせまいランプの中に閉じこめられています。

 

そんなジーニーにとっての自由とは、「自分の意志でに移動し、他人だけではなく自分の楽しみも追求できる生活」です。他人の願いをかなえるだけではなく、自分のために生きてみたい、そして、ランプに縛られずに自分の足で自由に動けるようになりたいと願っていました。

 

「自由」は人それぞれ

アラジンの3人のキャラクターを見比べてわかることは、自由といっても人それぞれ思い浮かべる内容が異なるということです。

 

例えば、アラジンは「お金に不自由することなく、人のものを奪う必要のない生活」を思い浮かべていました。これは、ジャスミンの描く「他人の決めたルールに縛られず、自分で決めて行動できる生活」とは正反対のものです。

 

ジャスミンは、アラジンが理想とするお金や身分に恵まれた状況ですが、それには自由を感じていません。一方でアラジンは、ジャスミンがうらやむ規則やしきたりに縛られない生活を送っていますが、お金がある生活のほうが自由だと感じています。

 

つまり、ある人にとっての自由が、ある人にとって自由であるとは限らないのです。それぞれが置かれた状況によって、思い描く自由の内容は異なります。共通して言えることは、人はその時おかれている状況に足りないものを「自由」だと感じる、ということです。

 

ここまでで、人は自分にないものを自由と感じることや、人によって自由のとらえ方は千差万別であることがわかりました。ところが、まだ自由の具体的な意味については説明できていません。したがって、次の章では、自由とは具体的にどのような意味を持つのかについて考察していきます。

 

 「自」と「由」の漢字の意味

自由という言葉を試しにGoogleで調べてみると、トップには以上のような説明が出てきます。

 

他からの束縛を受けず、自分の思うままにふるまえること。

自由 意味 - Google 検索 より

 

まぁ、せやなって感じです。このように規則や制限などの縛りがないこと、が自由の一般的な説明です。でも、これでは自由の意味が人それぞれで違うことの説明にはなりません。もう少し掘り下げて、漢字の意味という切り口から考えてみましょう。

 

自由」という言葉は、「自」という漢字と「由」という漢字から成り立っています。
 
「自」は“自動”や“自決”といった熟語に使われています。他の存在とは区別されたおのれ・自分のことを指しています。これは割とイメージしやすいのではないでしょうか。
 
一方で、「由」は少しイメージしづらい漢字です。たとえば、“理由”や“由来”などの熟語に使われています。調べてみると、「寄す」という言葉が変化したものであることがわかります。
 
この「寄す」ですが、"近づける・(心を)寄せる・関係づける"といった意味の古語です。したがって、「由」は、"近づきたいもの"、"心を引き寄せられるもの"、"関係のあること" という意味でとらえるとよいでしょう。
 
ここで、「自」と「由」をセットで考えることで、「自由」の意味が見えてきます。すなわち自由とは、"自分が近づきたいもの"、"自分が心を引き寄せられるもの"、"自分ゴトと思えること"、といった意味を持つことがわかります。

 

「由」だけなら、"近づきたいもの"、"心を引き寄せられるもの"、"関係のあること"という意味にとどまります。ところが、そこに「自」という漢字が加わることで、"他(人)"とは区別された"自(分)"が手に入れたいものという意味になっています。

 

これなら、自由の内容が人それぞれ違うことも納得できます。他でもない、"自分が引き寄せられるもの"。それぞれの漢字の由来を調べれば、このような意味が込められていることがわかります。

 

自由を制限するものの存在

自由について考える上では、もう1つ考慮すべき点があります。それは、自由には、それを制限したり束縛したりするものが存在するということです。

 

自由の意味調べると、「制限のない」「束縛を受けない」といった表現がたくさん出てきます。つまり、ある人が思い描く自由までの道のりには、何らかの束縛が存在していて、それを乗り越えたり取り除いたりしてやらないといけないということです。

 

先ほどのアラジンの例で言えば、「お金がないこと」が制限の1つです。ジャスミンにとっては、「法や王家のしきたり」が自由を制限しています。

 

私の例で言えば、自由とは「将来への不安が数ない生活」です。とにかく、安定した生活を手に入れることが重要だと叩き込まれて育ってきました。ところが、右肩上がりの経済成長を前提とした時代が終わり、「安定」の考え方が変わってきています。この件に関しては、先日印象に残ったツイートがあったので紹介しておきます。

 

 

以前であれば、大企業に勤めたり公務員になったりすることが、安定の物差しでした。言い換えると、安定は組織に保証してもらうものでした。ところが、組織の右肩上がりの成長も止まってしまった今では、安定の物差しは組織ではなく「個人の能力」へとシフトしてきています。

 

そのため、私のような「将来に対する不安が少ない」自由を求めている人にとっては、お金を稼ぐことだけでなく、自分の能力を高めることが不可欠になってきています。つまり、私の自由を制限しているものは、「能力」や「実績」なのです。

 

あなたの自由を縛るものは何ですか

ここまでの例でお伝えしたいことは、自由に近づくためには、自分を制限するものが何かを、正しく把握して取り除いてあげる必要があるということです。

 

私の例で言うと、最近2度目の転職をして良い組織に少しずつステップアップしているはずなのに、不安は全く解消されません。まだまだ安定しているとは決して言えない状況です。正直なところ、私の自由を制限するものに、正しく向き合えていませんでした

 

そして、自由について考えてみて、結局仕事でもプライベートでもたくさん挑戦して、能力を高めて結果を出していくしかないという結論に至りました。「能力や実績の不足」という制限を取り除いてあげるのが私にとっての課題です。

 

長くなりましたが、ここまで見てきたように、人にはそれぞれ固有の自由があります。そして、その自由を手に入れるためには、自由を制限しているものがなんであるのかを正しく把握することが不可欠です。だから、最後に問いかけたいと思います。

 

  • あなたにとって「自由」とはどのような状態ですか?
  • あなたが自由を手に入れるために取り除く必要のある「制限」は何ですか?

 

ぜひ、自分の理想の状態(=自由)と、そこに至るまでの障害(=制限・束縛)を正しく把握して、あなただけのアラビアンナイトをつくり上げていきましょう♪

 

最後に…

ミュージカル「アラジン」、やはり最高でした。月並みかもしれませんが、3次元で見る"Magic Carpet Ride"は心の底からゾクゾクします。挿入歌「A Whole New World」は、人類の宝です。ご興味ある方はぜひご覧になってみてください。

【中国語】「主語は[名詞]だ。」彼女は錬金術師です。

【今回のテーマ】

「主語は[名詞]だ。」を中国語で表す方法

 
前回は、中国語で「主語は[形容詞]だ」と表したい時に、動詞が不要であることを書きました。
 
今回は、形容詞の部分が名詞になった場合には、どのように表すのかについてまとめていきたいと思います。
 
【 目次 】

名詞には動詞「是」を用いる

今回のお題は「彼女は錬金術師だ。」でいきましょう。
中国語で表すと、以下のようになります。
 
   她     炼金术师。
彼女(は)  である   錬金術
 
ここで、前回の「そなたは美しい。」と比較してみましょう。

 

  你    (很)    漂亮。

あなた(は) とても   きれい

 
この2つの文には大きな違いがあります。それは、動詞の有無です。
 
上の文のは、「~である」という意味の動詞です。英語でいうところのbe動詞です。
 
このなんですが、「私は[形容詞](美しい・頭がいい・イケメンだ・臭い、など名詞の特徴を説明する)です。」という文章には必要ありません。一方で、「私は[名詞](犬・家・ソクラテス錬金術師、など人や物の名称)です。」という文章には必要です。
 

英語との違いに注意

ここで、英語で同様の文章を考えてみましょう。

 

●主語は [形容詞] である。

  You    are  beautiful.

あなたは  である    美しい 

 

●主語は [名詞] である。

 She   is  an archemist.

彼女は  である  錬金術

 

どちらの文にも「~である」にあたるbe動詞が用いられています。

 

つまり、英語では名詞と形容詞の両方にbe動詞が必要になるのに対して、中国語では名詞にはが用いられるが形容詞には必要ない、という点が大きな違いです。

 

中国語と英語の「~である」には違いがあるということを認識して、の有無を品詞で正しく判断できるようにしていきましょう♪

「自分らしさ」の見つけ方 ~具体例を交えながら~

【今回の問い】

「自分らしさ」はどうやったら見つかりますか??

 

このページでは、具体例を見ながら「個性」や「自分らしさ」の見つけ方について考えていきたいと思います。

 

【 目次 】

 

「自分らしさ」がわからないと悩んでいませんか?

あなたは、何かに新しく打ち込んだりしながら、「自分らしさ」が何かわからず悩んでいませんか??そして、個性の強い他人と比較して、自分の平凡さに嫌気がさしたりしませんか??

そんなあなたも、過去を振り返ってみれば、自分らしさや個性を持っていた可能性が高いです。きっとそこに、「自分らしさ」を見つけるヒントがあります。

私も、まだまだブログを書き始めて日が浅いので、自分が勝負すべき分野や自分のスタイルというものを確立できていません。しかしながら、学生時代や以前の仕事を振り返ってみると、「自分らしさ」というものを明確に持っていました。

 

本記事では、「分らしさ」の具体的な例や、それがどのようにして形成されるのかを考察していきたいと思います。


具体例で見る「自分らしさ」

ここで、学生時代と前職の時の私の「自分らしさ」を、具体例として見ていきたいと思います。

 

「相手の裏をかく」バドミントン

私は学生時代、バドミントンに情熱を注いでいました。中学校入学と同時にバドミントンを始め、当初はただがむしゃらに練習やトレーニングに打ち込んでいました。

 

そんな私が、バドミントンでの「自分らしさ」を自覚するようになったのは、高校に上がるか上がらないかくらいの時だったと思います。

 

その自分らしさとは、「相手の裏をかく」プレーでした。どんな打点で捉えようとも、何かにつけてフェイントをかけようとします。当時使う人があまりいなかったボディーサーブやタイミングをずらしたサーブなども駆使しながら、ずる賢く得点を取りにいくタイプでした。


「気軽に聞ける」英語講師

前職では、大学受験生に英語を教えていました。高校時代に英語が唯一得意であったため、それを活かしたいと思って英語を学んだりしていたら、たどり着いていたポジションです。

 

講師になってからも、毎日がいっぱいいっぱいでした。他の予備校講師たちの方が、ずば抜けて高い英語力を持っていました。英語への理解や情熱では、全く勝てる気がしませんでした。

 

それでも、生徒たちの役に立ちたいと授業の予習や教材準備、質問対応などには全力でのぞんでいました。すると、英語力は劣る私にも、たくさんの学生が質問しに来たり、添削を持ってくるようになりました。


当時の私の英語講師としての「自分らしさ」ーそれは、「気軽に聞ける」ことでした。「今さらこんなこと聞けない」「もっと基礎から詳しい説明が欲しい」「細かく添削して欲しい」そんな生徒たちのニーズに応えるのが私の存在意義でした。


「自分らしさ」とは、やり続けていたら自然とにじみ出てくるもの

ここまで事例で自分らしさについて見てきましたが、重要なのはそれらが「いつの間にか自然とにじみ出ていた」ということです。

 

バドミントンでは、フェイントの達人になろうと思って練習していたわけではありません。スタミナや強いショットなどを強化することに関心がなく、ただフェイントやタイミングずらしを考え出すことに楽しさを見出すようになっていただけです。

 

英語講師時代も、最初から気軽さを追及していたわけではありません。どんなに理解度が低い生徒でもわかるように行間を埋めて考えることにこだわり続けたからこそ、自然と聞きに来てくれる生徒が増えただけです。

 

ある分野における自分らしさとは、始めた時からいきなり発揮できるような類のものでは(きっと)ありません。継続して何かに打ち込む中で、無意識に自分なりのこだわりを持っている部分が、いつの間にか自分らしさになっているのだと私は思うのです。

 

何事においても、質は最初からついてくるものではありません。量をこなす中で自分がこだわりを持った部分が「自分らしさ」となり、質を生み出すのです。

 

なので、もしあなたが「自分らしさ」がわからず苦しんでいるのであれば、まずはとことん継続してアウトプットの量を追及していってはいかがでしょうか。そこで、自分の中で変わらずにこだわりを持ち続けられる部分こそが、やがてあなたらしさとなるでしょう。

私も、生みの苦しみはもちろんありますが、ブログや音楽のアウトプットを継続していきたいと思います♪

【中国語】「主語は[形容詞]だ。」そなたは美しい。

ごきげんよう。仕事で中国語も使う機会があるYAMAHAです。

 

【 目次 】

 

主語を形容詞で説明する方法

今日は、「きれいですね」など、主語は~だと表現する方法についてまとめたいと思います。言い換えると、主語を形容詞で修飾する方法です。

 

英語は名詞→動詞→形容詞

さっそく例文で見てみましょう。

考える文章は、ジブリの名作「もののけ姫」のセリフより、「そなたは美しい。」にしましょう。

※まじめに書くと「あなたは美しいです。」くらいで捉えてください。

 

中国語で考える前に、英語で作文するとどうなるでしょう。ちょっと考えてみてください。正解は…(1つではないかもしれませんが。)

 

  You    are  beautiful.

あなたは である  美しい 

 

です!!ここで、この文をちょっと分解して考えたいのですが、

You…名詞(ものや人の名称を表す)

are…動詞(動作や状態を表す)

beautiful…(名詞の特徴を説明する)

という構造になっています。いわゆるSVCですね。英語では、主語を形容詞で説明する際には、beなどの状態動詞(~である、~のままである など)を間にはさみます

 

中国語は、動詞が必要ない

続いて、中国語で考えてみましょう。中国語を学習したことがある方はちょっと考えてみてください。こんな感じの文章になるはずです。

 

 你   (很)    漂亮。

あなたは とても きれい

 

これも、ちょっと分解して考えてみましょう。

你…名詞(ものや人の名称を表す)

很…副詞(名詞以外の状態を説明する)

漂亮…(名詞の特徴を説明する)

 

英語と比較して考えてほしいのですが、中国語では「主語は~である」と形容詞で説明する時には、動詞が必要ありません

 

その代わりに、很や真、非常などの程度を表す副詞を伴うことが多いです。「你是漂亮。」のように動詞を使ってしまわないよう、注意しましょう。

 

*.*.*.*.*.*.*.*.*.

 

いかがでしたでしょうか。今回は中国語の基礎中の基礎の部分についてでした。

 

仕事で中国語を活かす機会があるので、これを機に自分の学習も兼ねて中国語についても発信していきたいと思います。ご意見や修正点等ございましたら、お気軽にご連絡ください。

「2台のピアノのためのソナタ」に関するアレコレ

ごきげんよう。久しぶりにコンサートを鑑賞して充電できたYAMAHAです。

 

 

みなさんは、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタをご存知でしょうか。国民的マンガ&アニメのだめカンタービレ」で、のだめと千秋先輩がデュエットしたあの曲です。


HD: Mozart's SONATA for TWO PIANOS - Anderson & Roe

 

今日はコンサートで2台ピアノや連弾の演奏を堪能してきました。その中で、初めて生で聞いた「2台のピアノのためのソナタ」にまつわる裏話について、ご紹介したいと思います。

 

【 目次 】

 

 

弟子と演奏するために作曲された

モーツァルトは作曲家として活動するだけでなく、ピアノを教える先生でもありました。ピアノを教えていた弟子たちの中でも、高い実力を持っていたとされるのが、ヨーゼファ・アウエルンハンマーです。

 

アウエルンハンマーは、資産家の娘です。アウエルンハンマーは、モーツァルトを師として慕っていただけではなく、モーツァルトに激しく恋していました

 

モーツァルトは、その気持ちを受け入れることはありませんでした。しかしながら、アウエルンハンマーの実力は買っていたため、彼女と演奏するための難易度の高い曲を作曲したのです。

 

連弾ではなかった理由

モーツァルトが活躍していた時代は、まだ2台ピアノの曲はメジャーではありませんでした。2人で弾くときは、連弾で演奏されることが多かったようです。

 

ところが、 モーツァルトは、アウエルンハンマーとのデュエットで2台のピアノ曲を完成させるに至りました。なぜ連弾にしなかったのでしょうか?? みなさんなら、どんな動機があれば連弾にして、どんな動機があれば2台のピアノにしますか??

 

その秘密は、アウエルンハンマーの"容姿"にありました。モーツァルトにとって、アウエルンハンマーは醜くてたまらなかったのです。モーツァルトが残した手紙でも、彼はアウエルンハンマーの容姿をひどくけなしています。

 

そう、モーツァルトはアウエルンハンマーと並んで演奏したくなかったのですね。だから並んで1台のピアノを弾く連弾ではなく、2台のピアノのための曲を作曲するに至ったのです。

 

考えてみれば当然かもしれません。全くタイプじゃない、むしろ醜いとさえ思う自分に好意を寄せている異性なんて、連弾したいとは思わないでしょう。逆に、めちゃめちゃタイプの好意を寄せる女性であったら、連弾をして少しでも近くで一緒に音を奏でたいと思うかもしれません。

 

そんなわけで、連弾が主流であった時代でありながらも、今でも弾き継がれる名曲「2台のピアノのためのソナタ」が誕生したのでありました。

 

曲の構成や難易度

 曲の構成は、以下のようになっています。

 

モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ

英語名 Sonata for 2 Pianos in D major, K.448

 

●第1楽章 Allegro con spirito

 ニ長調 4分の4拍子 ソナタ形式

●第2楽章 Andante

 ト長調 4分の3拍子 ソナタ形式

●第3楽章 Molto allegro

 ニ長調 4分の2拍子 ロンド形式

 

軽快なスピードと歯切れの良いメロディの第1楽章の後には、いかにもモーツァルトっぽいさわやか&晴れやかで、歩くようなテンポの第2楽章があり、最後にアップテンポで強めの第3楽章で締めくくられます。

 

気になる曲の難易度ですが、「全音ピアノピース」では、AからFまであるうちの「D」とされています。(A→Fと難しくなっていきます。)

 

同じモーツァルトのキラキラ星変奏曲が「D」とされています。集中力のいる大変難しい曲ですよね。同じくモーツァルトトルコ行進曲でも「B」に位置づけられているので、そのむずかしさがわかるでしょう。

 

また、「2台のピアノのためのソナタ」は、アップテンポな曲を2人で息を合わせて弾くという、いわゆるアンサンブル的要素があります。そのため、ただ単純に弾くことのむずかしさだけでなく、他のピアニストの演奏と音を調和させて弾くことのむずかしさを考慮する必要があります。非常に難易度の高い曲であるということができるでしょう。

「複業」「パラレルキャリア」という生き方

ごきげんよう。いろんなことに熱中しすぎてすぐ燃え尽き症候群になってしまうのを改めたいYAMAHAです。

 
働き方の変化に関して盛んに情報が発信されていますね。最近は、「副業」という言葉だけでなく「複業」「パラレルキャリア」といった言葉も良く見かけるようになりました。特に今回は、「複業」・「パラレルキャリア」について、「副業」との違いに触れながら考察していきたいと思います。
 

☆「複業」は「副業」と何が違うのか

以前と比べて、「副業」という言葉だけでなく、「複業」や「パラレルキャリア」という言葉をよく見かけるようになってきました。この「複業」という言葉は、「副業」と何が違うのでしょうか。例をあげながら見て行きたいと思います。
※私の立場では、「複業」と「パラレルキャリア」は同じ意味です。
 
副業と複業の一番の違いは、「目的」です。
 
副業の目的は「本業以外の収入を増やすこと」です。単刀直入に言ってしまえば「お金」です。自分の労働時間を切り売りすることで、本業の儲け以上のお金を得ようというのが副業の考え方です。
 
一方で、複業の目的は「本業以外のところで、お金だけでなくスキルや理想のワークスタイルなどを手に入れることです。複業と副業の最も大きな違いは、その目的に「お金以外のこと」があるかどうかです。複業は「生き方」を手に入れるための挑戦と言い換えてもいいでしょう。
 
パラレルキャリア」という言葉を見かける機会が増えました。これは、「複業」と同じところを意味しています。英語の"parallel"は、「並行の・並列の」といった意味を持っています。すなわち、パラレルキャリアとは、本業と並行で行う、自分のアイデンティティそのものなのです。副業はお金が目的のサブ的なものなので、自分のアイデンティティを得ることが目的ではありません。
 

☆例で見る「副業」と「複業」の違い

副業と複業の違いについて見てきましたが、ここからはそれぞれの例を見て行くことで、理解を深めていきたいと思います。
 

例1)事務職員Aさんの場合

Aさんは、日中は事務職の仕事に従事しています。基本的に定時で残業代はなく、手取りで生活はカツカツです。そんなAさんは、「もっと収入を増やして貯金を増やしたい」と思っていました。
 
いつも定時上がりで時間もあるので、Aさんは夜に居酒屋でアルバイトを始めました。将来は飲食店を開きたいというわけでもなく、飲食業に特別な思い入れがあるわけではありません。
 
このようなケースの場合、Aさんの居酒屋でのアルバイトは「副業」です。そこにお金以外に手に入れたいものはなく、あくまでもアルバイトは生活をより豊かにするたの手段なのです。
 

例2)フラワーショップ店員Bさんの場合

Bさんは、日中はフラワーショップの店員として、花選びの相談にのったり品出しやレジ応対などに従事いています。フラワーショップを選んだ理由は、ズバリ「花」が大好きだったからです。
 
ところが、Bさんには最近「花」以外に気になるものがあります。それは、「イラスト」です。
 
Bさんは子どもの頃から絵を描くのが好きで、昔からよく花や動物の絵を描いていました。社会人になってからあまり絵を描く機会もありませんでしたが、販促用にお花の絵を描いたポップをつくったところ、お客さんやオーナーから非常に好評でした。そして何より、久しぶりに絵を描くのが、心の底から楽しかったのです。
 
それからBさんは、インターネット上で自分のスキルを売るサイトに登録し、お花の絵をサンプルに手書きイラストの販売を始めました。まだまだ収入は全然少ないですが、将来は「花」と「イラスト」で大事な日を祝う「フラワーイラストレーター」になることが目標です。
 
このような場合、Bさんのネットでのイラスト販売は、「複業」であると言えます。なぜなら、お金を手に入れること以外に、自分のスキルを磨くことや将来のなりたい自分に近づくことが目的としてあるからです。
 

☆あなたの理想の働き方は?

いかがでしたでしょうか。本業以外の仕事を考えていた方は、「副業」と「複業」、どちらが目的として近かったでしょうか。
 
どちらのスタイルが正解ということはありませんが、人々のお金やものを手に入れる以上の高次の欲求が高まってきており、また、世界の変化のスピードが高まり組織の未来にも不確実性が高まっている現代においては、「複業」という考え方がこれまで以上に存在感を高めていくことは間違いないでしょう。
 
最後に、「スパイラルキャリア」という考え方をご紹介して締めくくりとしたいと思います。以下は、三原菜央さん著「自分らしく働くパラレルキャリアのつくり方」より引用です。
 
 私は『先生の学校』で毎月イベントを開催していますが、始めた当初は集客がいちばんの悩みでした。しかしあくまで個人が運営する団体ですし、どれだけ失敗しても問題はありません。そこでありとあらゆる集客の施策を実験的に行うことによって、集客の知見をためていきました。
 その結果、2年経った今では、ほぼ集客に困ることはなくなりました。これらの副業から得た集客の知見を、本業であるプロモーション、PRの業務に役立てることができるので、相乗効果を発揮しながら、それぞれの仕事のパフォーマンスを最大化できるようになりました。
 そして自分の持っている得意のすべてを活かすことができるようになったのです。
 そんな働き方ができるのが、「パラレルキャリア」なのです。本業との相乗効果が発揮できるようになると、平行線を意味する「パラレルキャリア」を超えて、キャリアの線と線が絡み合う「スパイラルキャリア」へと進化させることができます。
――三原菜央「自分らしく働くパラレルキャリアのつくり方」(秀和システム)p.45~p.46より抜粋。

 

つまり、スパイラルキャリアとは、複数の仕事が互いに相乗効果でパフォーマンスを高め合うキャリアのことを指しています。複数の仕事に並行して取り組んでいるだけにとどまらず、複数の仕事が互いのパフォーマンスを高め合うことができるようになることこそ、理想の「複業」の姿ではないでしょうか。
 
これから「複業」に取り組む皆さんは、ぜひ「パラレルキャリア」の先にある「スパイラルキャリア」を目指していきましょう!!
 
「パラレルキャリア」や「複業」に関してもっと詳しく知りたい方は、以下の本がとても参考になります。ぜひ手に取ってみてください。
 

アイディアを整理整頓する必要性について

ごきげんよう。必死で書きたいことを一つひとつ消化しているYAMAHAです。

 

今日は、時々立ち止まって、日々頭の中で考えていること(=idea)を整理整頓することの効用についてまとめていきたいと思います。

 

☆人間は考えては忘れる生き物である

読書をしたり、人と話したり、やりたいことを行動に移したりしていく中で、人は様々なことを頭の中で考えます。例えば、自分がやらないと決めたことであったり、半年後の目標であったり、人は日々たいへん多くのことに考えをめぐらせています。

 

決めたり考えたりしたことを、再び頭の中から取り出そうとする場面も少なくありません。ところが、人の記憶容量には限界があり、時が経ってしまえば考えていたことの上に新たな考えが上書きされ、うまく取り出せなくなってしまいます。こういった事態を防ぐためにも、定期的に自分の考えていることを頭の外へ出して整理してやることが必要です。

 

☆脳の容量には限界がある

みなさんは、「ワーキングメモリ」という言葉をご存知でしょうか?ワーキングメモリは心理学に分類される用語です。単純化して言ってしまえば、人間の短期記憶のことです。手続き記憶と対比される、「作業記憶」と呼ばれることもあります。

 

人間は学習段階において、ものごとを知って覚えようとしたり、問いに対する答えを考えたりします。この時に活躍するのがワーキングメモリです。

 

これに対して、「手続き記憶」というものは、頭で考えなくても自然にできることを指します。人は、学習しようとするものごとを、何度も反復することによってワーキングメモリから手続き記憶へと移行させます。

 

ここで大事なことは、ワーキングメモリの容量には限界があるとされていることです。つまり、人間の短期記憶には容量に限りがあり、反復しない重要なことからどんどん忘れていってしまうのです。

 

☆頭の中身も出してあげよう

脳の容量に限界があるからこそ、時々中身を頭の外に出して整理してあげる必要があります。テーマの選び方は様々ですが、最近考えることの多かったトピックをお題にするとほどよく整理できます。

 

まとめ方も、これが正解という決まったまとめ方はありません。①〜、②〜、③〜のように数字で並列にまとめてもいいですし、箇条書きで羅列してもいいです。とにかく出してから最終的に整理すればOKです。

 

いろいろ考えをめぐらせていると、たくさんの思考が複雑に絡み合っているように見えますが、出してみると意外とシンプルであることに気づく場合がほとんどです。だいたい3つか4つにうまくまとめることができます。

 

たとえば、私が最近頭の中身を整理した例としては、「自分の日々の行動指針」があります。組織のミッション・ビジョン・バリューでいうところのバリューです。

 

整理する前は、日常で意識すべきことがたくさんありすぎると思っていました。ところが、整理してみると、意外と重要なものを3つくらい意識すれば十分だとわかりました。

 

具体的には、

①22:40に就寝して4:40に起きるという習慣を徹底すること。(時間は要調整)

朝は作業が本当にはかどります。仕事に行く前に一時間半くらいはやりたいことを先にしておくことで、1日を気持ちよく過ごせます。ところが、夜がんばりすぎて就寝時間が遅くなってしまいがちなので、終わりの時間もしっかり守って、6時間は睡眠を確保したいところです。

 

②部屋を整理整頓し、キレイな状態を保つ。

私はやりたいこと以外の生活のことは本当に疎かにしてしまいがちです。でも、家の環境が整っていないと生活習慣が乱れたり、睡眠の質が下がったりとマイナス面があることも身をもって体験しています。なので、いらないものは捨てて、キレイにして、散らからない仕組みづくりは私にとっては必須の課題です。

 

③糖質と炭水化物を控える。

糖質を取りすぎると、太ります。ただ、炭水化物もある程度摂取しないと体のコンディションが悪化します。さらには、糖質を取りすぎるとお肌のコンディションが最悪になります。なので、糖分は極力控え、炭水化物は必要な分だけ適度に摂取します。実践できれば、必要以上に運動しなくても体型を維持することができます。

 

 ☆整理の極意とは

以上の例のように、整理する前はたくさんあって複雑に絡み合っていると思っているようなことでも、いざ整理してみると3つか4つくらいの大きなまとまりに収まることが多いです。

 

全部出そうとする中で、重複しそうな考えを一括りにまとめたり、必要のないものは削除したりという作業をすることになるからです。実は、これこそが「整理」の本質なのです。整理とは、乱れた状態のものを秩序立った状態にすることであり、また、不要なものを取り除くことを意味します。

 

ですから、アイディアの整理は、①散らかった考えを秩序立ててまとめること②不要なものは思い切って取り除いたり大きいものの中に含めたりすること、をゴールにすると良いでしょう。

 

☆整理の後は「整頓」もお忘れなく

頭の中を整理することとあわせて、整理したものを記録しておくことも重要です。手書きでもいいですし、メモアプリでもいいですし、題名をつけてクラウドメールに放り込んでおいてもいいです。せっかく散らかっていた考えを整理したのですから、必要な時にいつでも取り出せるようにしておきましょう。きっとみなさんも「あの時考えたこと、結局どうなんだったっけ?」と思い出せなくなった経験、ありますよね?

 

実は、これこそが「整頓」の本質なのです。整頓とは、ものごとを秩序立った状態に配列することでいつでも取り出せるようにしておくことです。整理する中で取捨選択して残ったものを、秩序立てて並べて保管していつでも取り出せるようにしておく。整理整頓という語順にもきちんとした理由があったわけですね。

 

☆脳内の整理整頓が持つ3つのメリット

最後に、頭の中を整理整頓することのメリットを3つご紹介したいと思います。大きく分けて、①取捨選択された本当に必要な情報へとまとまること、②整然とした情報が残るため記憶したり引き出したりしやすくなること、③脳の空き容量が増えて他のことを考える余裕が生まれること、の3つのメリットがあります。

 

①取捨選択された本当に必要な情報へとまとまること

考えを整理する段階で、自然と小さなものを大きなかたまりとしてまとめたり、不必要なものに気づいて取り除いたりします。その結果として残ったものは、本当に必要なものであり、しかも整然とした状態で残ります。人間は、そのように秩序だったものこそ、すんなりと把握できるのです。

 

②整然とした情報が残るため記憶したり引き出したりしやすくなること

整理された情報は、不要なぜい肉がそぎ落とされた見栄えの良い状態になっています。このような情報は、記憶しやすいです。人間は、情報量が多すぎたり、複数の情報が並列関係になっていなかったりすると、把握するのに時間がかかり記憶にも残りません。また、秩序立っているため、次回使おうと思った時に容易に引き出すことができるのもうれしい点です。

 

③脳の空き容量が増えて他のことを考える余裕が生まれること

脳内に合った複雑なことを整理して、いつでも引き出せる状態をつくっておけば、ワーキングメモリにもはやその情報を残しておく必要がなくなります。ワーキングメモリから必要のないものを削除するということは、脳の空き容量を増やすことにつながります。ワーキングメモリは、「思考」を司る記憶装置です。ワーキング容量の空きを増やすということは、それだけ脳内で新しいことを考える余地が増えるということです。

 

胃袋だって消化してどんどん体外に出していかないと、新しい食べものを受け付けることができませんよね。脳みそだって同じなんです。定期的に摂取したものを咀嚼して脳の外に出してあげる。そうして空き容量を増やす機会をつくることによって、新たな考えを受け入れる余地が広がるのです。

 

 

いかがでしたでしょうか。頭の中を定期的に整理整頓してあげることには、こんなにもたくさんのメリットがあるのです。みなさんもアイディアの整理整頓を意識的に日常に取り入れて、脳の新陳代謝を高めていきましょう♪

「atamanose」イラストのご紹介

ごきげんよう。やっと実家と関東との往復の日々から解放され落ち着いてきたYAMAHAです。 

 

先日、ブログやSNSのトップ画像を更新しました。自分の似顔絵が入ったイラストにしました。

 

Twitterなどでもその人のキャラクターが伝わってくる個性的なイラストをトップ画像にしている人がたくさんいます。そういう方々のトップ画像を見て、「自分も特徴的なトップ画像が欲しいなぁ」と思っていました。

 

ところが、私は絵やイラストなどのビジュアルに訴える芸術を創作することが本当に苦手です。そのため、自分でイラストを書くのではなくプロの方にお願いしようと思いました。

 

イラストを頼もうと思ったときに、どこかに似顔絵を書いてもらいに行くという選択肢も考えましたが、データでほしかったこともあり、ネットで外注先を探すことにしました。

 

調べてみると、インターネット上には実にたくさんのイラストレーターさんが、オンラインでイラスト制作を請け負っていることがわかりました。

 

「coconala」や「CrowdWorks」といったクラウドソーシング系サイトを利用すれば、豊富な選択肢があるので簡単にご自身の好みに合ったイラストレーターさんが見つかります♪

 

私がいろいろ調べていくうちにたどりついたのは、あやたまこさんのブランド「atamanose」のイラストでした。「atamanose」イラストの特徴は、ブランド名の通り、自分の似顔絵の上に何か好きなものをのっけることができることです。

 

たとえば、あやたまこさんのWebサイト上のサンプルイラストでは、リンゴやバナナが頭にのった似顔絵イラストが掲載されています。自分も頭にのせたいものが何かあるかなと想像した時に、のせたいものが瞬時に思い浮かんだので利用することを決めました。そののせたいものとは「シロムネオオハシ」でした。

 

私は、とにかく「独自性」という観点を重視して世界やものごとを見ます。独特の存在感を放つ人やものが大好きなんです。そのため、めずらしい植物や特徴的な鳥、深海やアマゾンに住む魚などは私の大好物です。たとえば、リュウグウノツカイラフレシアスマトラオオコンニャクなど。先日も職場で学生がラブカというレア度の高い深海魚のグッズをカバンにつけているのを見て、興奮を抑えられなかったくらいです。

 

そして、頭にのせるなら、めずらしいながらも存在感があって親しまれやすい鳥がいいと思いました。それこそが、シロムネオオハシだったのです。ハシビロコウエミューなど好きな鳥はたくさんいますが、その中でもシロムネオオハシはいちばん特徴的でイラストとして映えそうだと思ったのが大きかったです。本当に可愛いし、いつか飼ってみたいと思うほどです。

 

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そして実際にのっけてみたら…やはりかわいい!かわいすぎて人物の存在感が霞んでしまうほどでした笑。


atamanoseさんは、最近はテレビにも出演なさったりと、話題になりつつある方のようです。イラストのアウトソーシングを検討している方で、何か頭にのせたい!自分と一緒に描いて欲しいものや生物がすぐに思い浮かぶ!という人にはあやたまこさんのイラスト、とてもオススメです

 

私は北九州に6年住んでいたので、北九州出身という点にもすごく親しみを感じたのも決め手のひとつだったかなと思います。生まれた年も一緒でしたし笑。

 

ちなみに値段もかなりお手頃です。私は、イラスト1枚お願いすするのであれば、10,000円くらいはかかるかなと覚悟していました。ところが、オンラインのイラストは1,000円~2,000円くらいで購入できるものも多く、あやたまこさんのイラストは2018年9月時点では人物1人で800円~でした。購入もオンラインですぐに完了するため、ハードルも低いです。

 

↓ご興味がある方は、詳しくはコチラ↓

www.atamanose.com

 

加えて、クラウドソーシングなどウェブ経由でのサービスのやり取りのハードルがますます低くなってきているので、そういったサービスをうまく利用して自分の活動を補完していきたいと思いました。

 

もちろん、サービスの受益者として利用するだけではなくて、サービスの提供者となれるように自身の知識やスキルを高めていきたいとも思っています。ライターとして「言葉」を提供している友人もいるので、自分も負けていられないなってやる気をもらっています。

 

すでにクラウドソーシングを利用してサービス提供している方や、有効活用なさっている方は、またよかったらお話聞かせてください♪

距離感や結婚について思うこと

ごきげんよう。やっとピアノの発表会が終わってほっとしているYAMAHAです。

 

今日は、なぜか朝から「世界観」という言葉が頭から離れませんでした。それで、「世界観」という言葉から思ったことをいつものように書き殴ってみたら、距離感や結婚について思うところがあったので言葉にしてみました。

 

 

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「世界観」について

なぜか起きてすぐに気になってしまった「世界観」という言葉を辞書で引いてみると、

「世界およびその中で生きている人間に対して、人間のありかたという点からみた統一的な解釈、意義づけ」(goo国語辞書)

なんて書いてありますが、要は世界はこういうものだっていう見方や解釈のことでしょう。

 

持っている「世界観」が違えば、見えてくる世界も違うものになります。たとえば、マザー・テレサにとっては世界の貧しい人々は救済の対象であるかもしれませんが、スーパーお金持ちで権力を持った資本家からすれば、爆発的人口増加の下での貧困者や労働者は、いつか排除すべき対象に見えているかもしれません。

 

☆私が世界に対して持つイメージ

私は、とにかく人の個性や違いが大好きです。世界中の人々はみなさんそれぞれが多様な個性を持っていて、価値観も全然違うように見えます。

 

そんな私の世界観の1つは、誰もがそれぞれ異なった価値観を持ち、それぞれの価値観が総体となって現在や未来を形づくっている、そんなイメージです。

 

大勢の人と一緒にいるのが好きな人もいれば、1人もしくは1対1でいることを好む人もいる。好きなことをイキイキとやっている人もいれば、生活のためにイヤなことでもがまんしてやっている人もいる。何ごともポジティブに解釈して前向きに生きる人もいれば、何でも否定的に捉えて悲観的に生きる人もいる。

 

本当に様々な人が共存しているので、その中で自分が一緒に過ごして心地よい人と一緒に過ごせばいいと思いますし、合わない人とは少し離れてるくらいの方がお互いに気持ち良く過ごせます。人間関係に居心地の悪さを感じるようになったら、それは距離感が近すぎることが原因の場合が多いです。なので、みんながそれぞれを不快に思わない程度の距離感で調節していける、そんな世界になったらいいなと思います。

 

でも、問題は「適切な距離感がある」という発想がない人があまりに多いことです。みんなそれぞれ全然違う考え方を持っているのだから、ある距離感である人と良い関係を築けていても、他の人と同じ距離感でうまくいくとは限りません。むしろ、うまくいかないことの方が多いです。

 

だから、相手が違えば適切な距離感も違うということを意識して過ごす人が増えれば、世界はもっと快適で住みやすく、人間関係で不快な思いをする機会が減るのになと思ったりするわけです。

 

学校や会社、コミュニティなどを離れたところで愚痴ばかり言っている人の会話が聞こえてくると、残念な気持ちになります。そんなに不快ならもう少し距離を取ればいいのにと思ってしまいます。

 

「距離感」から考える「結婚」

少し恋愛に話はそれますが、恋人同士の時にはすごく仲良しでも、結婚して全然仲良くなくなってしまう人もたくさんいます。朝も夜も、休みの日もずっと一緒にいるような生活をしていれば、話すことも少なくなりますし、距離が近すぎてうっとうしく思うこともあるでしょう。人間、「ちょっと物足りないな」と思うくらいでお別れした方が、次会うのが楽しみになったりするものです

 

夫婦だからって毎日一緒に過ごさなければならないというわけではないと思いますし、場合によっては週末は別行動をするとか、逆に週に1・2回会うとか、そんな程度でもいいでしょうし、日本と東南アジアで離れて暮らしているとか、そういうステレオタイプにとらわれない夫婦のあり方がもっともっと増えて許容されていってほしいと思います。

 

先日は、はあちゅうさんとしみけんさんが「事実婚」を選択したことでネット上では話題になっていました。この事例も、前例にとらわれない先進的な夫婦のあり方として評価されるべきで、このような柔軟な恋愛や結婚がもっと広まっていって欲しいですね。

 

せっかく日本型雇用に象徴されるような「画一性」から人々が解き放たれ始め、「多様性」という考え方が重要視されるようになってきているのですから、夫婦の有り様だってもっともっと多様であっていいと思うわけです。

 

人口が増え続けることを前提としていた社会のように、1つの組織で年齢とともに少しずつ上がっていく収入で家庭を賄い、男性は仕事、女性は家庭という棲み分けはもはや消失しつつあります。産休や育休などを使いながら男女とも同じ組織で継続して働くことのハードルは下がっています。

 

それどころか、「個」が強くなりつつある時代においては、お互いが自立して好きなことに打ち込みながら、必要な時に支え合ったり、会えない時でも相手のことを考えればもっとがんばろうと思えるような関係が、幸せの新たなカタチ(=支合わせ)なのかもしれません。