スポンサーリンク


やまはカンタービレ

大学職員として、英文文書の作成や「ヒト」のパフォーマンスを最大化する仕組みづくりを推進しながら、復業としてブログでの発信や英文法講座などを行っています。アインシュタイン・アプローチを実践しています。人の生き方や個性、心理、性質などに強い関心があり、ブログで学んだことや気づいたことを発信しています。趣味はピアノとDDR(日本191位)です!!

ミュージカルを本で知ろうと思ったら

先日大学ミュージカルを見に行ってミュージカルに魅せられて以来、ミュージカル熱が高まっています。
 
今回はミュージカルについてもっと知りたいと思い読んだ、石原 隆司「ミュージカル入門」(ヤマハミュージックエンタテインメント)の内容について簡単にご紹介したいと思います。
 
内容はミュージカルの総合入門書といった趣で、ミュージカルの作品紹介だけでなく、ビジネスとしてどうなのか、どんな人が関わっているのか、どんなテクニックが使われているのかなど、様々な角度からミュージカルを紹介してくれています。参考までに、目次の章立ては以下のようになっています。
 
第1章 ミュージカルってなに?
第2章 俳優たちの舞台、楽屋と日常
第3章 製作の現場をのぞく
第4章 ビジネスの舞台裏
第5章 劇場をめぐるあれこれ
第6章 映画とミュージカル
第7章 楽しく見せる技
第8章 おすすめ30選
 
各項目について、基本的には本場アメリカのブロードウェイとロンドン、日本との対比がなされています。そのため、世界のミュージカル事情を踏まえた日本のミュージカル事情を知ることができます。
 
入門書として、幻冬舎の「知識ゼロからのミュージカル入門」も読みましたが、そちらは紙面のほとんどが作品紹介に割かれています。
 
そのため、ミュージカル鑑賞者として豊富なイラストなどを見ながら様々な作品の概要をつかみたいなら「知識ゼロからのミュージカル入門」が、ミュージカルをやる側にも興味があるのであればヤマハの「ミュージカル入門」が適していると私は思います。
 
蛇足ですが、音楽関係の本を読んでいるとヤマハが出している入門本に行き当たることが多いですが、ヤマハ本はコンパクトかつ全体的なエッセンスが詰まっていてわかりやすく、ハズレもあまりないのですごく重宝しています。